なるほど、彼女や奥さんが服を選んでくれる・・・ああ、そうですか、リア充ですか。
という嫉みは置いといてw、リア充であることは悪くないと思いますが、課題が2つ。
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身近な女性に服を選んでもらうことの2つの落とし穴
まずひとつ目は、一般的に、女性は男性の着こなし術についてあまり知らない、という事実。
たとえ彼女自身がファッションに敏感な人だったとしても、男性のスタイリングのルールやノウハウまで知ってるかどうか、怪しいものではないですか? 一緒にデパートに行ったとき、彼女は男性服売り場を歩き回ってます? コンビニで男性向けファッション誌を立ち読みしてます?
「彼女が選んでくれた」ということ自体は嬉しいことかも知れませんが、実際にセレクトされたアイテムは「お母さんが選んでくれた服」と、大差ないんじゃないでしょうか?
二つ目は、彼女とか、奥さんという人たちは、あなたに「格好良くなって欲しくない」と考えている、という事実です。
「いやいや、相手が格好いいに越したことないでしょ」と思うかも知れませんが、すでに自分のものになっている男性が、今よりもステキになることを、内心よく思わない女性というのが存在します。「なんかあの人、最近服装がこぎれいになってる・・・もしや浮気?」という感覚、わかりますでしょうか。
恋愛感情が逆に邪魔になってしまっているわけです。
マイナスをゼロにするのか、プラスにしたいのか
この結果、女性が選ぶ男性服というのは、「無難」に寄る傾向があります。
一つ目の知識不足から、サイズ感や合わせ方を知らず、男性本人が「ちょっときついね」と言えば、素直にワンサイズ上の服を選んで、結果ダボッとした着こなしになってしまったり、二つ目の恋愛感情から、他人から見て「ちょっといいな」と思える色使いや小物使い(=広い意味でのモテ要素)をあえて避け、無個性なものを選びがちなんです。
ネガティブな要素がなくなる(「みっともない」を脱する)だけでいい、という考え方もあるとは思いますが、どうせならプラス(「なんか素敵」)を目指したいじゃないですか。
あなたが男性で、身近な女性にスタイリングを頼むなら、世代が近くて、けれど恋愛感情はなく、かつ、正直に感想を言ってくれる、お姉さんか妹さんあたりを頼った方がいいと思います。
なので、「そんな姉も妹もいないよ」というあなたは、パーソナルスタイリストさんを頼った方がいいかもです。